- 第1問 牛乳はいつ飲むのがいいの?
- (1)朝 (2)昼 (3)夜 (4)いつでもOK
- 第2問 牛乳をあたためると「まく」ができるのはなぜ?
- (1)脂肪(しぼう)やタンパク質(しつ)などがかたまるから
(2)しずんでいたまくがういてくる
(3)空気がへんかしてできる - 第3問 牛乳が白いのはなぜ?
- (1)カルシウムがたくさんあるから
(2)ビタミンがたくさんあるから
(3)タンパク質(しつ)や脂肪球(しぼうきゅう)がたくさんあるから - 第4問 牛乳のカルシウムがからだによいのはなぜ?
- (1)たくさんあるから
(2)魚などのカルシウムより体に吸収(きゅうしゅう)されやすいから
(3)ほかのカルシウムより体によいカルシウムだから
牛乳は体にとてもよい食品(しょくひん)なので、いつ飲んでもいいよ!でも、夜飲むと、より効果(こうか)があるといわれているんだ。
どうしてかというと、カルシウムは夜、ねているあいだに骨(ほね)からとけだすといわれているので、ねむる前に牛乳を飲むと、カルシウムがとけ出すのをふせぐことができるんだよ。
また牛乳中にふくまれる成分(せいぶん)が、しんけいのこうふんをおさえるから、ねむりに入りやすくするはたらきがあるといわれているよ。
牛乳の表面(ひょうめん)の水分が蒸発(じょうはつ)して、脂肪(しぼう)やタンパク質(しつ)などがかたまるからだよ。まくはえいようのかたまりだからすてずに食べてね。
おうちのかたへ
牛乳を40度以上に加熱すると表面に白い膜が生じてきます。これをラムスデン現象といい、空気と牛乳の界面で牛乳中の水分か蒸発し、タンパク質を主体に濃縮凝固が起こり、その時に周辺の脂肪や乳糖なども包み込む形で作られます。
皮膜の成分は固形分中70%以上が脂肪、20~25%がタンパク質(しつ)であり、栄養素に富み、そのまま食べても問題ありません。
牛乳が白くみえるのは、成分(せいぶん)とふかいかんけいがあるんだよ。
牛乳には、成分(せいぶん)の中にタンパク質(しつ)や脂肪球(しぼうきゅう)がたくさん含まれています。牛乳に光が当たるとタンパク質(しつ)や脂肪球(しぼうきゅう)に当たって乱反射(らんはんしゃ)するから白くみえるんだよ。
牛乳のカルシウムは、魚や野菜(やさい)よりも吸収(きゅうしゅう)されやすいからだよ。たくさん飲んで丈夫(じょうぶ)な体を作ろう。
おうちのかたへ
牛乳と小魚どちらがカルシウムが多いかというと…確かに「100gあたり」のカルシウム量は小魚のほうが多いです。しかし、牛乳のカルシウムは小魚のカルシウムよりも吸収率が高いので、効率的に摂取できます。また小魚には、カルシウムと同時に塩分も多量に含まれ、内臓もいっしょに食べることになります。ですから高血圧や高脂血症が心配な人には向きません。その点、牛乳は総合的に優れた食品で、しかも習慣的に安心して摂ることができます。